George Cables(ジョージ・ケーブルス)はアメリカのジャズピアノ奏者。ソニー・ロリンズ、デクスター・ゴードン、アート・ペッパーといったジャズサックス巨匠たちとも共演しているレジェンドです。2024年の本作はピアノトリオで、御年80歳とは思えない演奏をニューヨークにてライヴ録音したものです。
しばらく聴いていなかったピアノトリオでしたが、note仲間の投稿を読んで、ハンク・ジョーンズはThe Great Jazz Trioの数作(トニー・ウィリアムスやエルヴィン・ジョーンズがDrのもの)を聴きなおしては「やっぱりいいなぁ」となっていました。そんなところにこの新作アルバムを見つけて、演奏や音質のよさにリピートすることになりました。
1.Echo of a Scream が勢いよく始まり、一瞬どこの若手の演奏かと思うくらいでした。マイルスの3.So Near, So Far も若々しい演奏。でもドヤ感はなく落ち着いた雰囲気。リラックスして演奏を聴くことができます。彼のもうひとつの持ち味はまるで歌うように弾くこと。7.Like a Lover や9.Blue Nights といったポップな曲では、ライヴで楽しそうに弾く姿が目に浮かびます。
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