2024-09-24

「趣味は?」って聞かないらしい

 

YouTubeで「【解説】驚きの報道!趣味「音楽鑑賞」が絶滅寸前!?」なるタイトルが目に入り見てしまいました。詳細はリンクから動画を見てていただくとして、女子高生の親として「言えているなぁ」と思う部分がありました。

若者(に限った話ではないかも)は「趣味は?」と聞かれて「音楽鑑賞」と答えない傾向であると。音楽を友達と話すことはない、年長者に「何聴いている?」と聞かれて答えると「なにそれ?」って言われたりして面倒くさい、サブスク有料は月1000円もかかると。コミュニケーションツールにならないし、コスパ悪い、んだそうです。

初対面で「趣味は?」と聞かれることもほとんどない世の中だそうですが、勝手に“こんな人”とイメージ付けされるリスクを嫌がるのかもしれません。「そんなの聴いているの?」はNGワードです。これもコスパにつながる話ですが。

一方で、「特定のアーティストは聴く」んです。つまり“推し”ですね。それを積極的に人に言うかというとそうでもない。これは個人的意見ですが、そのアーティストのライヴに行くとファンだけが集まるので、大袈裟に言うと価値観が合った人と会えてうれしい、的なことはあるのかなと思います。

娘の話から友達と音楽の話で盛り上がった話は聞いたことないですし、自分がイヤホンで聴いている音楽を人に話したような感じはありません。たぶん趣味は?と聞かれて“音楽”とは言わないでしょう。かといって、オタクなほど探求しているものはあるんです。でも友達に言うわけではない。

若者の全員が全員そういうわけではないですし、音楽ビジネス市場規模は伸びているのだからこれでいいのではとも思います。娘の世代がどんな傾向にあるのかは知ったうえで、オジサンの考えを若者に押し付けることなく、僕は僕で我が道を行く、というのが答えのようです。


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