とてもニッチな話ですが、Apple Musicの「空間オーディオ」をスピーカーで疑似体感できるようになりました。昨今、このドルビーアトモス対応の楽曲が増えていて、新作だけでなくビートルズなどの旧作にもあのマークが付いた音源が出ています。本来AirPods ProやMaxなど一部のイヤフォン・ヘッドフォンで再生可能としているものですが、これをスピーカーで聴くことができないものかと思っていました。
古いMacBook Airを音楽専用機として使っていますが、外部ディスプレイ用にとMini DisplayPort - HDMI変換ケーブルをすでに持っていたのです。これは!と思い、AVアンプにHDMI接続してみると、サラウンド設定が可能になっているではありませんか。
ドルビーアトモスは天井スピーカーが必要で、縦方向(上下)の音の拡がりを表現できるものなので、我が家の5.1サラウンドでは横方向のみの疑似空間オーディオとなってしまいます。それでも5本のスピーカーから包み込むような拡がりのあるサウンドやサブウーファーからの重低音が部屋を満たしてくれたときには、ひとり大喜びしてしまいました。
空間オーディオのプレイリストを片っ端からかけてみています。特に「Pop in Spatial Audio」「Dance in Spatial Audio」「Electronic in Spatial Audio」あたりは効果ビシバシの音源が多くてちょっとスゴいことになっています。
いまの音楽制作スタッフはミュージシャンも含めてこうした再生を意識して作っているんだなと実感した次第です。考えてみれば娘なんかは最近の曲をイヤフォン&空間オーディオで聴くのがあたり前なわけで、2chでは物足りないと思ってしまうかもしれません。
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