メンバーを紹介しますと、Kevin Hays(ケヴィン・ヘイズ)は米国ジャズピアニスト55歳。ブルーノートから3枚のアルバムを出していて、ソニー・ロリンズ、ベニー・ゴルソン、ジョンスコフィールドなど著名ミュージシャンとの共演歴を持つ。Ben Street(ベン・ストリート)は米国ジャズベーシスト。彼もジョン・スコフィールド、カート・ローゼンウィンケルなどとの共演歴があります。Billy Hart(ビリー・ハート)は米国ジャズドラマー82歳。ジミー・スミス、ウェス・モンゴメリー、ハービー・ハンコック、マイルス・デイヴィスとの共演歴というレジェンド。簡単に言えば3人共ジャズ界の超ベテランということになります。
お気に入り&定番のSMOKE Sessions Recordsからのスタジオ録音リリースです。ハイレゾで期待どおりの高音質です。落ち着いた演奏で安心して聴くことができます。もしニューヨークに行くことがあったなら、一晩はこうしたベテランの熟練の演奏を小さめのジャズクラブで聴いてみたいものです。
ウェイン・ショーターの2.Capricorn をピアノソロで奏でながら始まり、シンバルがゆっくり入ってくる。やがて3人のコミュニケーションとなる。ビートルズの4.With a Little Help from My Friends なんてまさにベテランによるアレンジ。気持ちよく聴けます。5.Row Row Row のワルツでの展開にケヴィンならではのオリジナリティを感じます。どの曲もほどよい尺で秋の夜長に心地よく聴けるアルバムです。
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