2023-10-03

Doomsday Machine / Arch Enemy

 

スウェーデンのメタルバンドArch Enemy(アーチ・エネミー)の2005年6thアルバム。デスメタルはイヤーエイク・レコード関連の超スピードメタルを耳にしたときに知っていましたが、聴き続けるほどではなかったのです。しかしこのバンドのサウンドと女性デス・ヴォイスというギャップによって大いに盛り上がり、フェスでライヴを体験するに至りました。

アンジェラ・ゴソウのVo.と勇姿がとてもカッコいいわけですが、僕にとってはマイケル・アモットのギターが刺さりました。この超ハード&ヘヴィな曲に、あのマイケル・シェンカーへのリスペクトを隠さずに繰り広げるメロディアスなフレーズが“泣ける”のです。このアルバムでは弟のクリストファー・アモットの超速弾きとの対比が素晴らしく、メタルおじさんのハートをワシづかみにしたのでした。

アンセム曲の1.Enter The Machine でこの後のメタル大会を予感させます。来ました2.Taking Back My Soul の最初のマイケル・アモットのワウギターからしてシェンカーなんです。超速3.Nemesis での高速ツーバスに痺れたあとのメロディアスライン。これぞメタルですわ。重い&ヘヴィな4.My Apocalypse の筋肉質なリズムはもはや気持ちいいくらい。ここらでおじさんは息切れしますが、空間の拡がりや沈み込む重低音が効いていて音質的にもオススメですよと言い残します。


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