80年代はあれほど聴いていたハードロック&ヘヴィメタルな音楽も、様々な音楽に興味をもつようになった80年代後半〜90年代はあまり聴かなくなっていました。2001年に音楽関連の会社を起業したら社員の中に「最も好きなギタリストはジョン・ペトルーシ」なんて言う人や彼らの熱烈なファンがいたりして僕もドリーム・シアターの存在を知ることになりました。名盤といわれる1992年の「イメージズ・アンド・ワーズ」はかなりの後追いで知ったわけです。
いわゆるプログレッシヴロックとヘヴィメタルを融合させて、圧倒的な演奏力でもって長尺の曲を繰り広げるさまに「おおー、これはスゴい!」と引き込まれアルバムやDVDを買い、ライヴに行きました。特に80年代に大好きだったラッシュの影響を強く受けていることや彼らのルーツのバンドへの敬意を感じられることに好感がもてたのです。
この2002年のアルバムは彼らを知って初めての新譜でした。1.The Glass Prison はプログレらしいストーリーを感じさせながらもいきなりゴリゴリのメタルで、特にG.とKey.のユニゾンは難易度超高のプレイで驚きました。往年のプログレやメタルのおいしそうな曲展開は4.The Great Debate でも聴くことができます。どちらの曲も13分超えの大作でたっぷりと。メロディアスでキャッチーな曲も多い彼らですが、ここはもうひとつプログレらしい難曲の9.The Test That Stumped Them All も変拍子ファンにオススメします。
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