小山田圭吾のソロプロジェクト、Cornelius(コーネリアス)の2001年作品。フリッパーズ・ギターの活動は聴いていなかったので、この作品で衝撃を受けてコーネリアスを集めました。ここ数年ではYMO関連人脈でギターを弾く姿を観ていてそのユニークなギターサウンドにさすがだなーと思っていました。
彼の作品はまずオーディオ的に耳に刺激的。無音の使い方が圧倒的に上手いと思います。唯一無二なサウンドは世界的にも高く評価されるのが一聴してわかります。さらに驚いたのはライヴです。フジロックなどで観ましたが、完全再現の演奏。どんなプログレバンドより難しいんじゃないのと思う変拍子を普通にこなしさらに迫力をもって観客を盛り上げていました。2006年の次作『Sensuous』も感動の作品となっています。
2.Point Of View Point のアコギとドラムスの音の生々しさ。この1曲だけでも彼らが世界に類を見ない存在であることがわかります。水の音でリズムを作っている4.Drop もなんてユニーク。エレキギター音の使い方も彼にかかると5.Another View Point のとおりです。スタンダード曲を自然音と合わせてアレンジした9.Brazil も気持ちよくてオススメです。
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