Common(コモン)はアメリカ・シカゴのヒップホップミュージシャン。本作はネオ・ソウル、ヒップホップ集団ソウルクエリアンズの活動の一環として2000年に発表した彼の4枚目のアルバムです。彼はその後もカニエ・ウェストやファレル・ウィリアムスのプロデュースでヒップホップを代表するアルバムを発表し、グラミー賞やアカデミー賞を受賞したりしています。
このアルバムを初めて聴いたとき、ほかのヒップホップとは明らかに違うサウンドで、いかしたジャズアルバムかと思いました。しかも1日じゅう部屋でループしていても飽きない。数年後にロバート・グラスパーを聴いたとき「これコモンorザ・ルーツじゃないの?」と思ったくらいでした。
ロイ・ハーグローヴ(トランペット)参加の1.Time Travelin' (A Tribute To Fela) や3.Cold Blooded なんかグラスパー以降のいけてるジャズです。最も聴いたのは5.The Light です。故J・ディラのセンスが光るサウンドでお気に入り。DJプレミアのプロデュースによる9.The 6th Sense もカッコいい。ヒップホップ界隈の豪華メンバー満載のアルバムです。
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