Mary J. Blige(メアリー・J. ブライジ)はアメリカのソウル&ヒップホップシンガー。デビューからのパフ・ダディのプロデュースを離れ、自身と錚々たるプロデューサー陣ですこぶるカッコいいサウンドで大ヒットした1997年の3作目です。翌年のライヴアルバム「The Tour」の音も凄くてR&Bソウルの大型ライヴの熱狂ぶりをダイレクトに伝えてくれます。
90年代のR&Bに欠かせないプロデューサー、ジャム&ルイスの3.Love Is All We Need はイントロから彼ららしいキラキラで始まってスネア1発のカッコよさ。その後のベース音が生エレキベースっぽくて痺れます。同じくジャム&ルイスの11.Everything はスタイリスティックスの名曲で、歌い出しはなんと坂本九の「上を向いて歩こう」です。さすがだなーと。
よく聴いたのは当時19歳!のロドニー・ジャーキンスのプロデュース曲である2.I Can Love You や6.Share My World 。耳に残るメロディーとリズムは堂々たるもの。そしてベイビーフェイスによるプロデュースの10.Missing You を聴くとなぜか安心する。アレサ・フランクリンから受け継いだ良きR&Bソウルを感じます。
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