妻も娘も音楽を聴くときはもっぱらAirPods Proです。iPhone使いですから接続性の良いものとなるとやっぱりAirPodsになります。品質や音質も信頼されていて迷いはない。購入のきっかけはノイズキャンセリング機能です。これを試すと「驚き」があって、次に騒音(特に電車)対策に効果大だねとなります。けして安くないのですが、まあコスパです。僕自身もそう思って使っています。
アップルというマーケティングに長けた企業の言うがまま。僕のようにオーディオがどうの音質がどうのなんていう、人それぞれで曖昧なパフォーマンスよりも、万人にわかりやすいパフォーマンスです。空間オーディオも僕が聴くと「自然でない」となりますが、聴きようによっては「おーっ、いい音」って感じるようにできています。音があちこちで鳴っていたり、移動したり、ヴォーカルが前面ではっきり聞こえたり、リズムがノリノリだったり。むしろ最近の曲は空間オーディオを意識して制作しているのでそれが「自然」なのかもしれません。
そもそもいつの間にか空間オーディオになっているので、この曲はそういう音なんだと思ってしまう。むしろわざわざ空間オーディオをオフにすると「迫力がない」と言われるはずです。つまりオフにする必要がない。彼女たちにとって普段聴いている音楽は「ステレオを空間化」や「空間オーディオDolby Atmos」が当たり前なのです。
でもしかし、娘にSTAXを聴かせてみたら「最強!」って言うんです。すごくいい音だと。父への忖度かもしれませんが、本人は「わかる」というのです。スピーカーだって「おー、いい感じ」ってわかるのです。ということはつまりAirPods最強と思っているわけではなく、自分専用で便利でいい音だから不満はない、という意味なんだと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿