2023-05-30

Rage Against The Machine / Rage Against The Machine

 

Rage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)の1992年ファーストアルバム。最初に聴いたときはあまりに激しくて途中で再生を止めました。Vo.のザックの扇動的なラップとG.トム・モレロの革新的で刺激的なギター音、重くて破壊的なリズム隊はあまりの衝撃で、数多のハードロックを聴いてきた耳でも途中挫折するほどでした。

聴くほどに、トムのギタープレイは語り草となり、バンドサウンドはまるでかつてのレッド・ツェッペリンを想起させる重量感のあるものだと思うようになりました。決定的だったのは、1999年フジロックフェスでのライヴ(伝説なのは1997年)で、異様で危険な地響きから“Bulls On Parade”(2枚目「Evil Empire」収録) で一気に頂点に盛り上がった、生涯最高のロックライヴを観たことです。

まずは破壊的な2.Killing In the Name を聴いて耐性があることを確かめてから、トムの革新的なギター連発の5.Bullet In the Head 、6.Know Your Enemy でこりゃただ激しいだけじゃないなとご理解いただき、10.Freedom で座っていられなくなったら1.Bombtrackに戻って聴き直すといった具合でお願いできればと。


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