2023-05-31

Live at Smalls Jazz Club / George Coleman

 

George Coleman(ジョージ・コールマン)はアメリカのテナーサックス奏者。あのマイルス・デイヴィスのトランペット絶好調のライヴ名盤「"Four" & More」「My Funny Valentine: In Concert」で共演していました。共演サックスには以前にジョン・コルトレーンがいて以降にウェイン・ショーターがいますから、それはもう大変なものです。

高速フレーズを吹くコルトレーンと一緒にいたアルトサックスのキャノンボール・アダレイの豊かで落ち着いたプレイが好きでしたが、同様にテクニック的には凄いのに暖かい感じのするこれぞモダンジャズなジョージ・コールマンのプレイが好きでした。この新作ライヴアルバムでも彼のいいところに渋さ(今年で88歳!)を増した演奏を聴かせてくれます。

NYのジャズクラブSMOKEもいいですが、同じくNYのスモールズのライヴ録音盤も音質がよくて素晴らしい。曲は、やはりマイルスとの1.Four と3.My Funny Valentine での彼らしい小粋なアレンジがいいです。8.When Sunny Gets Blue で朗々とバラードを吹くのを聴きながらジャケット写真を見て、いい顔しているなーと思いました。


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