長らく音楽鑑賞を趣味としてきました。原体験は、小学生のときの上野公園にある東京文化会館でのクラシックコンサートだと思います。学校の教室にあった3ウェイスピーカー、ヤマハNS-1000Mもよく覚えています。レコードを聴くなんて授業があって、その時間が大好きでした。自分が指揮者にでもなったつもりで夢中で聴いていました。
1970年代ですからテレビでは歌謡曲、自分用にはトランジスタラジオ→ラジカセ→ステレオラジカセ→オーディオと機器がグレードアップして、ソースもFMラジオをカセットテープに録音していました。1981年には高校生ですから小遣いでなんとかレコードを買ってカセットテープに録音してウォークマンで持ち歩いたり。大学生になるとレンタルレコードをカセットに録音して楽しむことも多かったです。
高校〜大学はハードロックとエレキギターに夢中でした。バンドを組んで好きなアーティストのコピーを演奏していましたが、やがてオリジナル曲も作るようになり、そこでいろいろなジャンルの曲を聴くようになったと思います。CDが出てきて集めるようになったのも1980年代後半から。秋葉原(オーディオ)にも御茶ノ水(楽器)にも近いところに住んでいたのでラッキーでした。
というように僕にとっての音楽リスニング体験は、ライヴを聴くこと、放送を聴くこと、レコードやカセットやCDをオーディオ機器で再生すること、楽器を演奏すること、どれもこれも夢中になって楽しむことでした。そして今、還暦近くになって再び音楽をじっくりリスニングする時間を持てるようになりました。そんな日常をつれづれなるままに書いていこうと思います。
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