やっとコロナにひと区切りつきました。3年前急に「会わないように」と言われて以来、いくらなんでも仕事にならなかったというのが正直なところです。外食、ライブエンターテインメント、宿泊、鉄道など雇用していた人材を手放していましたから、お客様が戻ってきても対応するスタッフがいないのが現状です。
コロナで在宅勤務やオンライン商談がアリになり、以前のように毎日出勤前提では人材確保しづらい状況はこれからも続くでしょう。さらに少子高齢化も避けられず働き手は少なくなる一方です。経営者としてはここで舵切りしておかないと。淘汰の波はそこに来ていると思います。
「IT化」と言ってもシステム部とかプログラマーとか外注とかの話ではないです。AIのChatGPTもそうですが無料で始められるツールは数多く、コードを書かなくても業務を自動化できたり、チームで可視化できる時代です。SlackやDiscord、Notionあたりはユーザーも多く操作性も機能も日々進化している自動化/可視化/コミュニケーションツールです。経営者自らこれらツールを使いこなして、会議時間を減らし、仕事をアシストし、プレッシャーとストレスを減らし、必要なところに貴重な工数を集中できるようにすべきです。
IT化は社内だけでなく顧客対応においても必要です。特に人手による「接客」は貴重であり高価なものになっていきます。接客を選ぶということは多少値段が高くなっても仕方がないということです。セルフレジやキャッシュレス決済はもちろん、モバイルオーダーも当たり前になるでしょう。経営者はビジョンに沿って、価値提供のポイントはどこにあるのかを見極め、IT化にもっと積極的に取り組むべきです。
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