日本のヒップホップに燦然と輝く、近田春夫率いるVibrastone(ビブラストーン)。ヒップホップなのかという話題もありますが、とにかくジェイムス・ブラウン筆頭のファンクを日本語で体現したバンドという個人的な見解です。JAGATARAのOTO(ギター)をはじめバンドの演奏力がハンパなくライヴは圧巻でした。
1991年のこのメジャーデビューアルバムは、トガッた歌詞を速射砲のように連発し、ぶっといベースとタイトなリズム、ホーンセクションとパーカッションが煽りまくるサウンドが衝撃的でした。日本でもすっかりヒップホップは定着していますが、彼ら以降こんな凄いヒップホップ&ファンクバンドは出てきていないと思います。
小泉今日子参加の1.ジェット・コースター から頂点に達するサウンドに始まり、3.調子悪くてあたりまえ 、7.金っきゃねえ など今聴いてもウンウンうなずける歌詞にニヤリとします。サウンドとして好きだったのは5.一日中ボケーッ のハウス的リズムでした。
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