2023-04-24

取引先にちゃんと提案してもらう

 

取引先には、あらかじめ完成しているものを仕入れる場合と、たとえば店舗の内装やカタログ、WEBサイトなどを作り上げたり、制作やイベントをサポートしてもらうような場合があります。特に後者の場合は未だ見ぬゴールに向かって並走してもらうことになり、ある期間は密な関係になるため、ここは社長がしっかり決断したいですね。

途中で変更したり、やり直すにもコストがかかるのでパートナー選びのプロセスは重要です。価格の安さだけで選ぶのではなく、複数の会社や人と会って提案いただくことで、得意不得意やコスト削減の考え方を見極め、結果的に自社のコンセプトに合った設計・計画に近づけるようにします。

提案いただく際には、提案依頼を書類にまとめておき各々の取引先に等しく説明することで先入観をなくすことが肝心です。店舗であれば、コンセプト、外見イメージ、商品とサービス、物件見取り図、予算感と対象範囲を明確に伝える必要があります。

取引先からの提案をみて、こちらが説明した内容をきちんと反映しているか、質問や回答のやりとりに問題はなかったか、期日を守っているかなど誠実に対応してくれるかが前提となります。そのうえで、こちらのイメージとあった提案となっているか、変更してほしい箇所をすぐに検討してくれるか、予算に近づけるよう努力してくれているかといったところが決め手になるでしょう。

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