グラミー賞を多数受賞しているBilly Childs(ビリー・チャイルズ)の2023年最新作。僕は2017年の「Rebirth」で知ってとにかくヘヴィロテしました。ジャズはもちろんクラシックの要素も感じられる凛としたピアノで清々しい音。そして盛り上がってきたときの高揚感の凄みに虜になりました。
今回のドラマーはBrian Blade(ブライアン・ブレイド)というのも注目するところです。ウェイン・ショーターのライブやノラ・ジョーンズのアルバムに参加しています。独特のヴォイスを持ったミュージシャンで、静寂でメロディアスであるかと思うと、電光石火、雷のような音を奏でます。今回は激しさはないですが、彼らしい音を随所に聴くことができます。
高揚感を味わえる1.The Great Western Loop 、ビリーのメロディセンスが光る3.The End of Innocence 、クラシカルで凛とした音の5.Crystal Silence を聴いてみてください。トランペッターのAmbrose Akinmusire(アンブローズ・アキンムシーレ)のプレイも味わい深いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿