2023-03-06

株主というステークホルダーとは?

 

起業するときは自分一人もしくは複数の発起人と出資してビジョンに向かって船出します。もっと資金が必要になった場合の資金調達方法のひとつとして第三者による出資があります。つまり自分たち以外の株主が増えることになります。

思い描くビジョンを実現するために経営権(議決権株式比率)をどう維持していくかは経営者の重要な課題です。そしてリスクをとって出資してくれる株主は、社長にとって他の3つのステークホルダー同様に大事なパートナーとなります。

たとえばその株主が事業会社であれば、互いの事業にとって中長期的にどんなメリットがあるのか、途中のゴールをどこに置くのか、経営のモニタリングはどのようにするか、役員はどう配置するのか、など明文化して共有しておく必要があります。そのあと状況変化によっていろいろありますが...。

株主が社長自身のみという場合も多いでしょう。自分の経営をどう評価していくか客観的になるのはなかなか難しいことです。たとえば知人の社長に数値目標や項目を宣言しておいて、時期が来たら忌憚なく評価してもらうというのはいかがでしょう。ビジョンのためにも少し厳し目な意見をもらったほうがのちのちいいかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿