Z世代の続きですが、「観察」フェーズをあれこれやって次の「試行錯誤」フェーズに行ったときに、想像できる範囲の試行錯誤、になってしまう問題があります。「間違いない」という言葉がありますが、これならうまくいくのではという予測、ちょっと予定調和な感じです。
心理的安心感を確保しておきたいZ世代ですから、自然とそういう選択をするかもしれない。ひと昔前、勝ち組負け組とか成功者とか落ちぶれたとか、他人の人生をテキトーに揶揄する言い方がありましたし、SNS普及も相まって他人評価を気にしてしまうのはZ世代に限らず。
それでちゃんと試行錯誤して「勝ちパターン」を身につけていくと、大きく失敗することはない。でもそこは「今を生きる」若者ですから、なんとなく面白みに欠けるというかちょっと飽きてしまうかもと感じてしまう部分も出てくることがある。
経営者としてはZ世代のいいところを引き出したい。ひとりひとり違う個性を観察して、様々な試行錯誤にチャレンジしてほしい。もちろん心理的安心感をできるかぎり確保しながら。そのためには失敗しても社長とチームはフォローに回るよと伝えて行動する必要があります。
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