言わずと知れたカナダの国民的バンド、Rush(ラッシュ)のライブ・アルバムです。ハードロックを聴き始めた頃は少し難解なプログレッシヴ・ロックのイメージでしたが、いわゆるプログレのキング・クリムゾンやピンク・フロイドよりはずっと聴きやすいロック・バンドだなと思います。
スタジオ録音の1980年「Permanent Waves」1981年「Moving Pictures」は今でもCD棚から引っ張り出してきてはニヤニヤして聴くフェイバリットです。アナログシンセと変拍子と印象的なメロディでほとんどの曲を口ずさめる人が多いはず。
このライブでも証明しているとおり、この音を3人で演奏しているという驚愕の事実。ゲディー・リーはこの複雑なベースを弾きながら歌っているし、ニール・パートの超絶手数変拍子正確無比ドラムときたら。そこにアレックス・ライフソンの会場全体に響き渡るギター。語り尽くせぬ。
オススメは、イントロから聴いてほしい 2.The Big Money でガツンとやられてそのまま 3.Subdivisions の変拍子に浸る。そのまま最後まで聴くことになりますが、あえて 9.Mystic Rhythms での変わったリズムと飽きないドラムソロ 11.The Rhythm Method を聴いて2020年に亡くなったニールを偲びましょう。
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