2018-01-20

選択の時代〜試行錯誤〜

観察で得た情報をもとに、自分なりに「こういうことができるかな」「こういうことをやってみたいな」と思うことを計画し準備します。実行可能なことはなるべく多く試してみることです。

ほかの人がやっていることをとことん真似してみる、いままでやってみたことがないことを部分的に取り入れてみる、部分的に止めてみる、2つのことを同時にやってみる、などなどあまり時間をかけずに数多く経験して、自分がどう感じるかを試してみるのです。

そうして試しているうちに、結果としてうまく行く場合とうまく行かない場合があって、うまく行く場合は、何がその原動力となっているのかがわかってくるようになります。そして、その原動力がひとつのことだけでなく、複数のことが絶妙なバランスで成り立っていることに気づきます。

たとえば...バンドで練習しているとき、ドラムが全体のリズムを引っ張り、ギターが弾くコードワークで展開し、ベースがアクセントを加え、その場全体を包み込む、相乗効果のような、一人では味わうことの出来ないグルーヴを感じることがある...。
 グルーヴを原動力とするならば、それはバンドメンバーの絶妙なタイム感と音量、メロディが絶妙なバランスによって成り立っていることに気づくわけです。

試行錯誤を繰り返すうちに、自分ならこうしたい、こうありたいという姿が見えてくるでしょう。